パチンコで負ける仕組みを原因から解説！簡単に実践できる対策も紹介！

こんにちは！コツカミです！

パチンコはただ闇雲に打っていても、負けるような仕組みになっています。
パチンコ店は、お客さんのお金によって経営していますから当然ですよね。

今回は、『負け』を短期的に見た場合と、長期的に見た場合で負ける原因をそれぞれ解説しています！

パチンコを楽しみたい！勝ちたい！と思っている人は、一度自分の今の状況を振り返ってみましょう。

記事の後半には、誰でも簡単に負けにくくするための対策も紹介しています！

それぞれの仕組みを理解し、不安になることなく上手にパチンコと付き合えるようになってもらえれば嬉しいです！

パチンコで『負ける』原因は大きく２つ

冒頭でもお伝えしたとおり、パチンコは短期的に見るか、長期的に見るかで負ける原因は全く異なります。

• 短期的な原因：確率によってハマりに遭遇している
• 長期的な原因：お店が得するような台を打ち続けている

それぞれの原因を解説します！

短期的な原因：確率によってハマりに遭遇している

あなたは、パチンコ店で大当たり確率「1/319」の台が、どのくらいの回転数になっていたら、ハマってるな～と感じますか？

ハマると感じる回転数にはかなり個人差があると思いますが、実際にハマる確率は下の表のようになっています。

回転数	ハマる確率
10	96.91%
50	85.47%
100	73.05%
200	53.37%
300	38.99%
319	36.73%
500	20.81%
600	15.20%
700	11.10%
800	8.11%
900	5.93%
1000	4.33%
1100	3.16%
1200	2.31%
1300	1.69%

上の表でマークした場所を確認してみると、

319回転のときは、36.73%の確率で大当たりが引けないことになります。つまり、3回に1回程度は当選確率より多く台を回さないと大当たりを引けないことになります。

600回転のときには、15.20%の確率でハマりが発生します。
お店に同じ機種が20台並んでいて一斉に稼働させた場合、3台は600回転ハマりの台が発生することになります。

1000回転のときには、4.33%の確率で大当たりが引けない状態になります。
先ほどと同じように20台並んでいた場合、だいたい1台は1000回転以上回ることになります。

ハマる確率が分かったところで、今のあなたの状況をすこし振り返ってみましょう。

負けが続いているのはハマっていたせいでしょうか。上の表を見ればわかるように初当たりを20回も引けば、計算上、1回は1000回転以上のハマりに遭遇することになります。

このとき単純に1000円で20回転回せていた場合でも1000回転時には5万円の出費、初当たりで単発なんて引いてしまえば、何も取り戻せないまま再び通常回転に戻ってしまいます。

そういったこともパチンコを続けていたら、いずれ起きてしまいます。このいずれ起きてしまうことを『負け』と考えてしまうのです。

調子のよかった時のプラス収支と今の負け続けているマイナス収支などを合わせると、通算でいくらくらいになっているでしょうか。ハマって減って、連チャンして取り戻して、色んな波を越えながら今のあなたの最終的な収支があるはずです。

トータルで大負けしていない状況を作り出せていれば、パチンコを長く続けてもお金を減らすことなく遊ぶことができるので、瞬間的に捉えるよりも長期的に捉えることの方がパチンコにはとても重要です。

参考：筆者の過去の最大ハマり

私の過去最大でハマった回転数を紹介します！

・海物語（甘デジ）1/99・・・723回転

・創聖のアクエリオン　1/356・・・1727回転

ちなみに海物語の方は、この当日中にプラス収支で終わることができました！
甘デジであれば深いハマりに遭遇してもその日のうちに取り返せる可能性があるということですね！

MAX機の場合は深いハマりに遭遇するとその日のうちに当たりを引けない場合も多くなってしまいます！

長期的な原因：お店が得するような台を打ち続けている

先ほどの短期的な原因では、ハマりに遭遇して一時的に出費が多くなり、負けていることを説明しました。

では、こんなに確率によって収支に差がでてしまうパチンコでお店はどうやって経営しているのでしょうか？

ポイントになるのは下の二つです。

• 稼働率が良ければ確率はある程度無視できる
• 出玉率の調整などをして収益を上げる

稼働率が確保できれば確率による収支変動はある程度無視でき、その上で出玉率の調整などをして収益を上げています。

今回は詳細を省きますが、1/319の確率であれば試行回数を重ねるうちに1/319の確率に実際の値が近づくということです。
お店であれば、何百台と台を稼働させるので試行回数を稼ぎやすくなり、おおよそ確率どおりの結果になっていきます。

出玉率の調整は、例えば大当たり時のアタッカー付近の釘を少し狭くし、玉がアタッカーに入りにくくすることで、お客さん側の玉の消費が増えることで少しでも収益が増えるよう調節します。

もし、1回の大当たりで余計に10玉消費するよう調整した台を100台用意した場合、100台がそれぞれ1回大当たりを出すだけでも、10玉×100台　＝　1000玉　の回収ができてしまいます。

極端な事を言えば、大当たり出玉が1500玉の機種でも釘を調整すれば1000玉にもできてしまうのです。

お店を経営するには、土地代、光熱費、設備導入費、人件費、新台購入費など、少し考えただけでもとてつもない金額が必要だと分かります。これらをお客さんの出費から賄わなければならないので、ほとんどの台はお金を回収するための台だと容易に想像がつきますね。

ただ、あまりに絞り過ぎると、お客さんも感覚的に気づき「このお店あんまり出ないな」といった印象を与えてしまい、客離れが進んでしまいます。

そこでお店側では、お客さんに還元できるような台を普段から用意したり、イベント日と称していつもより多く還元する台を用意することで客離れを防ぐようにしています。

即実践できるパチンコで負けにくくなる対策

今回はできるだけすぐに実践できる、対策方法５つを紹介します！

• 甘デジなどの初当たりが早い機種を選ぶ
• 還元率の高いお店を選ぶ
• イベント日に遊ぶ
• 交換率の低いお店を選ぶ
• 並んでいる同じ機種を順番に打つ

甘デジなどの初当たりが早い機種を選ぶ

初当たりが早い台を選ぶことで、二つのメリットがあります。

• ハマった際の出費が少なく済む
• 実践の初当たりの確率がスペックの初当たり確率に早く近づく

短期的に見た場合は、ハマる回転数が少なく済むので大きな出費をすることなくパチンコを楽しむことができます。
演出が好きで遊んでいる台などは、甘デジタイプで長く遊ぶのがおすすめです。

長期的に見た場合は、初当たりの確率の分母が小さいほど、早くその確率どおりに実践の値が近づきます。
1/319の台で遊んでいた場合は、少なくとも3万回転は回さないと、1/319とかけ離れた実践値になってしまうのに対し、1/99の場合は、1万回転程度で済みます。

なので、分母が小さい台ほど運に左右されにくい状態でパチンコを続けることができることになります。

還元率の高いお店を選ぶ

ここでいう還元率の高いお店というのは、普段からどの程度お客さんに還元しているかです。

私が良く判断している簡単な方法を今回はご紹介します。

• 複数のお店で同じ機種を打つ。
• 初当たりを出して、ラウンド中、アタッカーにどのくらい無駄なく球が入るか確認する。
• 時短まで消化し、通常回転に戻ったときの上皿に残った玉を確認する。

上皿には一定量の玉しか残らないため、初当たり後に連荘してしまっても、この方法は使うことができます。
※初当たりの出玉が少なく、上皿に玉が貯まりきらない機種は非推奨です。

この方法で、大当たり中にどこまで玉を削られるか、時短中にどこまで玉を削られるかをそれぞれ調べることができます。

お店によっては、台ごとに細かく調整している可能性がありますが、優遇されている台があれば、少なからずそのお店には還元してくれる台があると判断することが出来ます。

人気機種などでぜひ試してみてください！

参考：筆者が経験談

私が最初に通っていた地元の少し規模の大きいパチンコ店では、海物語で時短が終わったときに、ちょうど上皿に玉がなくなりかけるぐらいでした。

次に超有名店に行き、同じ機種を試したところ、時短終わりの上皿には玉がまだ重なっているほど残っていました。

その後、何度も二つの店舗を回っていましたが、状況変わらずだったのでお店によってこんなに違うのものかと感心していました。

イベント日に遊ぶ

イベント日はお店側が還元日ですよと言っているようなものです。
何もない日に打つよりも、イベント日に打った方が断然勝ちやすくなります。

還元日というのは、玉がヘソに入りやすくなっていたり、玉が減りにくい状態になっている台が多くなります。

勘違いしてはいけないのが、当たりやすいわけではないことです。
どんなにイベント日であってもお店側で確率を操作することはできません。
あくまで玉がヘソに入りやすかったり、アタッカーに無駄なく玉が入るようになるだけです。
運が悪ければイベント日だろうがハマりは起きるので注意しましょう。

交換率の低いお店を選ぶ

お店によって、交換率はさまざまです。

交換率で何が変わるかというと、

交換率が高いお店…玉貸し時に利益が発生しない

交換率が低いお店…玉貸し時に利益が発生する

なので、交換率が高いお店はどうにか台の調整をおこなってお客さんの玉を削らないと収益が出ません。
それに比べ交換率が低いお店では玉貸し時に収益が発生するので、多少ならお客さん側に有利な台を用意しても痛手にはなりません。

注意点としては、交換率が低いお店でも台の調整がひどいお店も存在するので、しっかりヘソに玉が入るか、大当たりや時短中に玉が減りやすくなっていないかを確認しましょう！

並んでいる同じ機種を順番に打つ

この方法は、隣合っている同じ機種を1,000円ずつ順番に打っていき、一番多く回った台をそのまま打ち続ける方法です。

多く回った　＝　抽選くじを一番多く引けたと思ってもらえれば大丈夫です。

確率が全て同じなら、同じ値段でたくさんくじを引けるものを選んだ方がお得ですよね！

たくさんハマっている台を見るとついつい「そろそろ当たりそうだな～」と思いがちですが、パチンコの場合、どんな状況で打っても常に確率は変わりません。それなら、たくさんくじが引けるような台を選んだ方が出費を抑えることができます！

1000円の回転数だと、値がブレてしまうため気になる台が複数あればそれぞれ打ち込んでみて、より回りやすい台を選ぶのもおすすめです。

まとめ

今回は、負ける原因を解説しながら簡単に実践できる対策について紹介しました。

• 短期的な原因：確率によってハマりに遭遇している
• 長期的な原因：お店が得するような台を打ち続けている

パチンコを続けていればどんな人でも深いハマりにいつか遭遇してしまいます。そのときの出費を考えると日頃から無駄に玉が減らないような台選びが大切だと紹介しました。

• 甘デジなどの初当たりが早めの機種を選ぶ
• 還元率の高いお店を選ぶ
• イベント日に遊ぶ
• 交換率の低いお店を選ぶ
• 並んでいる同じ機種を順番に打つ

上記のことを実践するだけでも長期的に見れば『勝ち』に寄った状態でパチンコを楽しむことができているはずです。

ハマりはある程度起きてしまうものだと考え、自分がどういう台を打った方が良いかなど見直してみるのも良いと思います！