【超初心者向け！】パチンコのボーダーとは｜簡単な例でわかりやすく解説！

今回は、パチンコで『ボーダー』を耳にしたばかりの人、今いちボーダーがどういうことなのか理解できない。
そんな人に向けて、ボーダーとは何か？に重点をおいて説明します。

ボーダーをきちんと理解していると、パチンコで勝つことができ、なにより心が安定します。
自分の台がなかなか当たらず、隣の台が爆発していても嫌な気持ちになりませんし、楽しくパチンコをするのに知っていて損はありません！

長くパチンコを続けて勝っていくためには必須なので、ぜひ理解を深めてもらえたら嬉しいです！

ボーダー回転数の概要

ボーダー回転数（ボーダー）とは、パチンコで収支が±0になるときの回転数のことを指しています。

別の言い方をすると、勝っても負けてもいない状態とも言えます。

例えば、ガンダムユニコーンではボーダー回転数が18回転くらいとされています。
これは、1,000円（250玉）あたり18回転できていれば、長い目で見たときに最終収支が±0になるよということを表しています。

注意点として、長い目でみて収支が±0になるということです。
1日や1カ月単位の収支では、大当たりの数や連チャン数などでいくらでもプラスにもマイナスにもなりえます。

逆にいえば、1日単位の収支で変に不安になることもないので、ボーダー回転数を理解していれば楽しくパチンコを続けることができますよ！

ボーダー回転数を簡単な例で説明

先ほど、ボーダー回転数を勝っても負けてもいない状態と説明しました。
この状態を分かりやすくするために、こんな台を用意してみました！

発射口から出た玉が右側のヘソに入れば2分の1で大当たりになり2０発もらえる台です。
右に流れなければ、左に流れて全部ハズレに行くと思ってください。

この台の勝っても負けてもいない状態を考えてみます。

１回大当たりすると20発もらえるので、

上のような状況が繰り返されれば、玉の損得なしにずっと回し続けられることがわかります。

次に1回当てるために、大当たりの確率について考えます。

これからボーダー回転数について学ぶにあたって、『平均値』で考えることがとても重要になります。
それができていればボーダー回転数は理解できたと言っても過言ではありません。

この台の場合、大当たり確率は2分の1なので、平均して2回に1回当たる台と考えれば良いです。
もし、大当たり確率が99分の１（甘デジ）なら、平均して99回に1回当たる台と考えればOKです。

当選確率が2分の１　＝　平均すると2回に1回当選する

実際にこの2分の1の台を打ってみると連続で8回当たらなかったり、5回連続で当たったりと2分の1とは思えない状況が発生すると思います。
が、打ち続けていると確実に2分の1に近づいていきます。
（このことを確率の収束と呼びます。）

さきほどの条件をまとめると、

• 20発で2回ヘソに入れて大当たりを1回引く
  （確率2分の1は平均すると2回に1回当選するため）

となるので、これが勝っても負けてもいない状態になります。

よって今回のボーダー回転数は、20発で2回転になります。
⇒20発で2回転させていると損も得もしない。

こんな感じで、損得しない境目（ボーダー）のことをボーダー回転数としています。

機種について調べると、ボーダー回転数も大抵のサイトで載せられています。
実機だと大当たり確率が300分の1以上だったり、確変があったりと計算がより複雑になりますが、
「損得しない境目を計算して算出してくれてるんだな～」程度に数値を見てもらえれば良いかなと思います。

ボーダー回転数の求め方

今回のケースはとても簡単なので、大当たり確率と大当たり出玉の数値を使えば、そのままボーダー回転数が分かります。

20発で2回転させれば損も得もしないので、『20発に2回転』がボーダー回転数でした。

この2回転がどこの数値から出てきたかというと、大当たり確率の分母から来ています。
もし、大当たり確率が1/4であれば、20発に4回転がボーダー回転数になります。

通常、攻略情報サイト等ではボーダー回転数を１０００円あたりで計算しています。

この場合は、1000円（1K）で18.2回転すれば、収支が±0になるということですね。

なので、今回の台も1000円当たりのボーダー回転数を求めてみましょう！
まずは１玉の価値を考えますが、お店に堂々と表示されていますね。

1パチだったら、1玉=1円貸しになります。

ここでは、オーソドックスに1玉＝4円で計算してみます。
1000円で得られる玉数は、1000円 ÷ 4円（1玉の価値） = 250玉になります。

あとは、250玉を1回転に必要な玉数で割ります。
1回転に必要な玉数は、先ほど20発に2回転とボーダー回転数を求めていたので、
この値を使って、

20 ÷ 2 = 10玉・・・1回転に必要な玉数

と、求めます。

250玉を1回転に必要な玉数で割ります。

250玉 ÷ 10玉 = 25回転

ボーダー回転数：25.0 / 1k

実機の計算でボーダー回転数を求めるのに重要なのが、『初当たり1回でどのくらい出玉があるか』です。
今回は単純にしたので大当たり一回で出玉は20玉でした。
※実機の場合は、確変やSTなどがあるため連チャンする平均を含めて出玉を仮定します。

まとめ

今回は、ボーダーとは何か？に重点をおいて説明しました。
なんとなくでいいのですが、大当たり確率と出玉を考慮して収支が±0になる回転数を算出しているんだな～と分かってもらえれば嬉しいです。

収支が±0になる回転数が分かっていれば、それ以上に回転させることができればプラス収支にすることができます。

今回説明しきれてない部分もたくさんあるので、ひとつひとつ解説できればと思います。